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テックイラストはその性格上、特殊な角度を持つことになる。立体図を描くときに30度などと入力したが、斜め上45度から見るために特殊な角度を覚える必要がある。 平面の場合、縦横は0、90、180、270度で水平・垂直移動できるが、立体図では奥行きという3次元の感覚を必要とする。つまり、右に移動させるという事は斜め45度からの視点からすると手前にも移動していることになる(下図参照)。
したがって、左右に移動させるには奥行きも含めた角度を追加してやる必要があるのじゃ。
難しそうじゃが、心配はせんでいいぞい。30度と150度。これにプラス・マイナスが付くだけじゃ。
テックイラストは性格上、数値入力による移動が多くなる。
ダイレクト選択ツールでオブジェクトごと移動させるのは簡単じゃ。オブジェクトを選択して、選択ツールをダブルクリックするか、メニュー>変形>移動を選べばよい。
あとは移動させたい数値を入力してやるのだ。
問題はオブジェクトの線や点を移動させたい場合じゃ。Illustrator Ver. 7.0までは選択ツールとダイレクトツールの差は感じなかったのだが、8.0ではダイレクト選択ツールをダブルクリックしても移動できない。かといって、選択ツールをダブルクリックしてもオブジェクトごと移動してしまうので、メニュー>変形>移動を選ぶか、「Option」キーを押しながらクリックすればメニューが出るので、それを利用するほか無い。
Ver. 5.5ではショートカットがあって、便利だったんじゃが。ちなみに選択ツールをダブルクリックするのは裏技で、元々仕様外とのこと。 このページのトップへ |
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