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- もうこの手のビジネスマシンは出ないんですかね。この頃のデスクトップマシンは明確な色分けをされていたので買いやすかったんですけど、今やタワー型のみの設定。ビジネスシーンでタワー型のみだと置場所に困ったりします。さぁ、昔を懐かしんで(?)増設してみましょう。
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- 7200シリーズから、メモリ増設などはものすごく簡単になりました。交換作業を考えるとこれほどよくできたきょう体は珍しいでしょう。メモリ交換だけなら工具は一切必要ありません。7200・7300・7500・7600・G3DTはほとんど同じなので参考にして下さい。
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- 1.必要工具
- なし。
- 2.必要RAM
- 168pinのDIMM。70nsのもの。64〜256MBが販売されています。メモリスロットは4つあるので64MBのものに全て交換すると256MB。無駄にしないなら16MBが標準装備ですから208MBになります。128MBなども使えるようですが価格が高い。64MBは再び価格が下がってきたので1万2〜4千円程度。最近私は9,800円で手に入れました。7200シリーズはPowerPC601搭載機種の中ではG3にアップグレードできない数少ない機種なので、せめてメモリを増設して現役を続けてあげましょう。
- 3.作業の前に
- ここからはくどいようですが自己責任でおこなって下さい。手順自体も反則技の場合がありますので専門家の方が見たら怒られるかも。
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- それから、メモリ交換など本体の中を作業するときは静電気に十分な注意をして下さい。帯電したままメモリを触ると一発でお釈迦になります。私なんか家でやるときは裸でやります(笑)。冗談な様ですが本当です。それくらい気を使ってやる気がなければ初めての人はやらないで下さい。
- 人体の除電は水道管などを触ります。本体はアースをちゃんと接地していれば蓋を開けて電源ボックスを触ってから電源コードを外します。そうでなければコードを抜いてから、電源ボタンを押してみると気休めになるでしょう。
- 4.手順です
- まず、本体を開けます。
- これが7200/120 ビジネス最適モデルでした
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- 前面パネルの下側にオープナーがありますので上に押し込んでカバーを手前にずらします。
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- オープナーが押し込みにくい場合がありますが、カバーを揺するようにして押し込めば何とかなります。
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- 開けると埃まみれだったりするので、OA用スプレーで埃をとっぱらいましょう。このときの注意点として、あまり強く吹き付けないこと。逆にフロッピードライブなどを痛めることがあります。
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- カバーが外れたら正面左のふたを開きます。
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- 次に電源部などのロックを外します。赤丸で囲ってある部分が電源部を開いたときに足になります。電源部をそのまま起こすと基板が丸見えです。
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- 下の画像の左下にあるのがメモリスロット。内蔵電池もわかりやすいし、いい機種でしょ?
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- メモリは手前の爪を押し下げれば浮き上がるのでそのまま引き抜きます。
- メモリを差し込むときは端子の溝を合わせて差し込みます(逆だと無理をしても入らないのでわかりやすい)。このとき手前の爪が押し下げた状態からしっかりロックされる位置まで上がってくることを確認。中途半端だと認識しません。
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- 最後は逆の手順で組み立てます。
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- 今後の掲載予定リスト
- PB
G3(2代目)、PB5300、新G3(B&W)、iMac。(ボチボチ増えます)
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