Illustrator
Adobe社が誇るイラスト製作ソフト。一時期はライバルソフトも多かったが、Webイラストに特化したソフトへ軒並み移行したため、ライバルソフトは少ない。
 
イラストソフトに関する基礎知識
大きく分けて、ペイント系とドロー系に別れる。
 

ペイント系
ドロー系
特徴

その名の通り、塗るのである。キャンパスに絵の具を使って絵を描くイメージ。比較的低価格で、遊び心をくすぐるものが多い。フリーハンドで直感的なデザインを表現するのに向いている。

こんな手書きテイスト溢れる作品が....
超どヘタ

ペイント系が点を塗るイメージに対し、線で書くのがドロー系。粘土細工に似たイメージ。きっちり寸法通りに描いたり、思い通りの形状を作成できる。線のデータなので、拡大縮小が思いのまま、画質の劣化がない。手書きのような柔らかさは苦手。

思いどおりの寸法で描ける
代表
ソフト
キッドピクス、Art Dabbler
Painter

Illustrator、FreeHand

販売価格
6千円〜2万円
5万円〜9万円
 
Illstrator基礎知識
現在のバージョンは8.0(1998年12月)。Mac/Win両方のバージョンがそろう(拡張子は.ai)。FreeHandがWebイラストに重点をおいたため、ドロー系では事実上唯一のソフトとなる。DTPやパソコンを利用したイラストレーターには、必須のソフトと言っても過言ではない。7.0以降はイラストレーター上で、PICTやJPEGなどの画像も表示できるようになり、表現の幅が広がる。8.0では待望のアクションパレット機能が追加され、一括処理(同じ作業の繰り返し)が楽になった。プラグインソフトも豊富で、表組や字詰め、CAD機能などを追加することもできる。Adobe製品統一の操作性も一層進化し、PotoshopやPageMakerユーザーは違和感無く使用できる。
 
激安購入の裏ワザ
ひとつ前のバージョン(無償アップグレード)を買う方法もあるが、PotoshopやPageMakeの正規登録ユーザーなら、5万円の特別購入クーポンが利用できる(Adobeから送付してきているはず)。法人ユーザーなら、これを使って登録本数を増やすのも手。まともに買うと8万円近い出費。
 
ビジネスの現場での活用術
ちょっとしたイラストを描く時に重宝する。工場レイアウトなども簡単に作成できる。市販の素材集(具満タンなど)を利用すれば、見かけはとても立派になる。ペイント系のソフトでは、縮小拡大した時に画像や印刷の品質が劣化するので、使いにくい。EPSや ai 形式の物なら縮小拡大しても品質は変わらない。
 
Illstratorワンポイント講座
Illstratorで描かれる図形は全てパスと呼ばれる点と点の組み合わせになります。点と点をつないで線になり。線をつなぐと面になります。Illstratorはこの面を使ってイラストを作成すると考えればよいでしょう。同じ図形を描く物にCADがありますが、CADは線(恐ろしく正確に)を使って図形を描きます。
 
1.実際にどんな作業をするか見てみましょう。イラストレーターには多彩なツールが用意されています。
 楕円、長方形、ペンなどのツールを利用して、描くことになります。
 
2.各ツールは、それぞれ数値入力ができます。例えば10mm辺の正方形などは、長方形ツールを選択して、作業エリアでワンクリックすれば、オプションの数値入力ボックスが出てきます。そこに縦・横に10(単位は初期設定で行う。キーボードからの単位入力も可能)と入力してやれば、10mm辺の正方形ができます。もちろん、直感的にフリーハンドでも描けます。
同じ要領で、円も描けます。
 
3.次に描いた正方形を変形させてみましょう。
方向点の切り替えツールを使えば、図のように丸くすることもできます。
 
4.パスファインダを使えば、さらに複雑な形状を作成することも可能です。
  
前面オブジェクト(前面にある絵)で切り抜きを選択したところ。この他にも合体、交差、分割、刈り込みなど多彩なパスファインダがあります。
 
5.Illstratorは粘土細工に近いと表現しましたが、面で描くIllstratorならではの基本的な概念もあります。それは、オブジェクト(絵)の前後配置です。オブジェクトは通常、面、線、点を問わずに、上に重ねられていきます。従って、前後の配置を替えることもできるのです。これは、ペイント系ではできない(レイヤー機能とは別)物ですね。
  
この絵は人の前後配置をひとつずらしたものです。前後の配置の感覚は重要なので、いつも頭に入れておいて下さい。
 
6.その他にもアニメのセル画のようなレイヤー機能、オブジェクトの整列、曲げたり、ひねったり様々な変形や加工ができます。8.0からは、カラー機能も強化されており、使い方次第で、すばらしい作品に仕上がります。
 

以上で簡単な説明を終わるが、会社に1本常備薬みたいなソフトである。こんな便利なソフトを専門家だけに使わせるのは勿体無い。素人でも十分にもとはとれるはず。さらに詳しく知りたい人は、下のHPも見て下さい。

作者のテクニカルイラストページ。ほとんどがIllustratorで製作。

Illustratorのことならここにお任せ。ほんと、勉強になります。

言わずと知れたソフトメーカー。カタログもある。

 
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