みなさんSCSIって使ってます?
ハードディスクやスキャナの増設にはかかせないものですよね。最近はUSBやFireWireなど新しい規格のインターフェイスも登場していますが、価格と転送速度のバランスからまだまだSCSIの需要も高いようです。
SCSIの規格や形状などについての参考資料にしていただきたいと思います。特にSCSI-2に関してはコネクタ形状がわかりにくいので参考にして下さい。って言っても、自分のメモ代わりでもあるんですけどね。
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- 1.SCSIの種類
- SCSIも様々な種類と呼び方があって、機器を販売しているメーカーによってまちまちな呼び方をしている事があるので購入するときに混乱することがあります。ちょっと整理してみましょう。
- まず転送速度について
- 規格
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- 呼称
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- 最大転送
- 速度
- (MB/sec)
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- ピン数
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- バス幅
- (bit)
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- 最大接続数
- ホストアダプタ含む
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- ケーブル長
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- SE
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- LDV
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- HVD
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- SCSI-1
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- SCSI
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- 5
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- 25/50
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- 8
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- 8
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- 6
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- 3
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- 25
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- SCSI-2
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- Fast SCSI
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- 10
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- 50
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- 8
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- 8
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- 3
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- 3
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- 25
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-
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- Wide SCSI
- (Fast Wide)
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- 20
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- 68
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- 16
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- 16
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- 3
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- 3
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- 25
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- SCSI-3
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- Ultra SCSI
- (Fast-20)
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- 20
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- 50
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- 8
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- 4/8
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- 3/1.5
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- 3/-
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- 25/-
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-
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- Ultra Wide
- SCSI
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- 40
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- 68
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- 16
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- 4/8/16
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- 3/1.5/-
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- -/-/3
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- -/-/25
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-
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- Ultra2 SCSI
- (Fast-40)
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- 40
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- 50
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- 8
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- 8
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- 12*
|
- 12
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- 25
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-
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- Ultra2 Wide
- SCSI
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- 80
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- 68
|
- 16
|
- 16
|
- 12*
|
- 12
|
- 25
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-
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- Ultra160
- SCSI
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- 160
|
- 68
|
- 16
|
- 16
|
- 12*
|
- 12
|
- 25*
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-
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- Ultra320
- SCSI
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- 320
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- 68
|
- 16
|
- 16
|
- 12*
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- 12
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- 25*
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*SEやHDVモードでは転送速度が制限されます。
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- 基本的には下位互換なので、Ultra2 Wide
SCSIのSCSIカードにU160対応のハードディスクなどを接続してもかまいません。この場合はUltra2
Wide
SCSIの転送速度が最大となります。気をつけなければいけないのが安定性を狙ってSEモード(シングルエンド)にハードディスクを設定している場合Ultra
SCSIの最大転送速度になります。SCSIカードによっては対策されている物もあります。
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- 2.コネクタの形状
SCSI-1
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- アンフェノール
- フル50ピン
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- D-Sub25ピン
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- HDI30ピン
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SCSI-2
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- アンフェノール
- ハーフ50ピン
- (MDR50)
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- ピンハーフ
- 50ピン
- (マイクロDB50)
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Micro
RIbbon60/68
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SCSI-3
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- マイクロDB68
- (ハーフピッチDB68)
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前述したがSCSI-2の「アンフェノールハーフ50ピン」と「ピンハーフ50ピン」は外観が似ているため間違えやすい。1台目のSCSI機器増設であれば付属のもので済んでしまうが、2台目以降の場合はよく確認をしておこう。
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- 3.その他の注意点
- SCSI-1やSCSI-2の混載では下位の能力になってしまうことがある。ただし、最近のSCSIチップは高性能になっており影響が出ないものもある。
- ケーブルの長さに関しては大は小をかねない。できる限り短く接続することが重要。もちろんケーブル自体もハイ・インピーダンスと言われる高性能なものの方がよい。
- 複数のSCSI機器がある場合はID番号に気をつける。MacintoshではZipモデル等であらかじめID5が使われていたりする。
- 終端にはターミネーターをつける。
- 最近はSCSIケーブルやホストカード等も安価になってきました。Macintoshには昔からSCSI-1が標準搭載(最近のモデルでは無くなったが)されていたので、SCSI機器の利用率は高いと思います。PCIスロット搭載機種なら、Ultra
SCSIカードを入れてみてはどうでしょう?。近頃のハードディスクはほとんどUltra
SCSI以上なので、そのパフォーマンスを味わうことができます。私も新G3
Power MacintoshにUltra
SCSIカードをつけてみましたが、その速度はSCSI-1の4倍に偽りがないと実感できたほど。大きなデーターを扱う人にはもってこいです。データーベースもかなり速く感じました。
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- 内容的にはつっこんでませんし、まさにメモ代わりですが、意外に役立つと思います。SCSI機器が増えたりケーブルやターミネーターが増えると整理が大変なんですよ。注意していないと重複してケーブルを買ったり、いざ接続するときに足りなかったりして。今後もこのシリーズは追加していきます。次はディスプレイケーブル等もやっていきます。それから、同時企画のメモリ増設手順も見てね。
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