■どこで買う?何を買う? 2002/02/17
周囲の人からよく聞かれる事。
「パソコンって何を買ったらいい?」
「どこで買うのが安い?」
職場や知人から週に一度は聞かれるかな?。私の究極の答えは「チラシ見て○○や□□メーカーの一番安いのを買いなさい!」。
かなり強引な回答だが、私に聞くくらいだから細かいこと言っても仕方ないし....(^^;)。
8割は正解なんですよ。やりたいこととやれる事ってなかなか決まっていないから、現行機種で安いところ買うのが正解です。
でも、これではこのページが成り立たないので、私なりのコツを書きます。
●どんなところで買うのか?。
私は近所で買うのが一番だと思います。できる限り顔を見て買いたい。ある程度パソコンの知識がある人ならどこでもいい気はしますが...。最近憂いに思うのは全体的に店員のスキルが低いこと。某家電店などで客と店員のやりとり聞いていると失笑すること多いです。昔は取っつきにくい店員が、これ以外はパソコンじゃねぇ!。みたいな事言って、太鼓判押してくれたりしたのですが、今は良くも悪くも無責任に思えます。相性なども他人任せだしね。まぁ、モデルサイクル短すぎたり、人件費削減しているのが原因なのかな?。
◇ノート型かデスクトップ型か?
最初に聞かれるのはこれかもしれない。はっきり言います。悩む人はデスクトップにしなさい。お金あるか2台目ならノート型も捨てがたい。
よほどのベテランユーザーか割り切った人でないとノートパソコンは薦めません。売れ筋のオールインワン(CDドライブとか付いているもの)ノートパソコンは2kg近いものがほとんどです。鞄に入れて持ち歩くなんて苦痛以外の何者でもありません。かと言って1kg程度のノートパソコンではCPU能力や画面が小さくて、用途が限られてきます。
だまされたと思ってデスクトップにしときなさい。少なくともこのサイトを参考にしようと思っている人は....。
◇液晶かCRTか?
最近は液晶ディスプレイの価格も安くなってまいりました。15インチ液晶ディスプレイで4〜6万円程度です。メリットはなんといっても省スペース。15インチでもCRTなら17インチ近い有効面積ですから使い勝手はよいです。DTP利用や表示速度(ゲームなど)を重視するなら同程度の価格で19インチCRTを薦めます。
◇拡張性は重視すべきか?
現在のパソコンは標準で多くの機能を持っています。また、USB(USB2.0)やIEEE1394(iLink、FireWire)など高速な周辺機器接続ポートを持っていますので、大きな問題にはなりません。標準で搭載されているCD-ROMドライブなどを注意すれば気にすることはないと思います。
◇WindowsかMacか?
悪いことはいいません。特殊用途でない限りWinにしましょう。えっ、ハナから選択肢にない?。失礼しました。Macもいいのよ。ネットセキュリティーやDVD焼きなどを考えると.....。
◇メーカー物か自作機か?
普通にパソコン使う人にとって、ハードディスクや筐体、電源などなぜ売ってるの?って思うかもしれません。補修部品や増設用途もありますが、自作機用でも売られています。それぞれの特徴は
メーカー物
買ってきてすぐ使える状態になっている。良くも悪くもちょっとしたソフトがてんこ盛り。保証も充実している場合が多く、最長5年くらい無償で部品交換してくれる。デメリットとしては不必要なソフトやパーツがついていて案外割高になる。CPU速度などに満足できなくなると一式で買い換えなければならないことが多い。内蔵ドライブや拡張カード等の拡張性は少ない。
自作機
自分の好きな仕様に作ることができる。予算さえ気にしなければ当時最速を自負できる(^^;)。パーツ単位での交換が可能。ソフトやちょっとしたスキルがある人にはおすすめ。デメリットはパーツ単位での相性問題などもあるので、全くの素人では無理。自作だと安いかといわれるとそうでもない。パーツによって保証期間が異なり、自己責任要素も多い。
もう一つの選択肢
ショップモデルやBTOという選択肢もある。秋葉原を中心としたショップではショップモデルという物が存在する。筐体やマザーボード等ある程度できあがった状態からCPUやハードディスクなどの容量を選ぶことが多い。完全に動作する状態で販売されている場合もあります。デメリットとしては目的がはっきりしていないと何を買っていいかわからない。パソコン届いたはいいが、キーボードがついていないなんて事も....。ショップ選びが大切です。
■おすすめの購入方法
目的はあるとして薦めます。簡単な購入方法決定の仕方
1.使いたい光学ドライブを決める
パソコンに必ずと言っていいほど標準装備される光学ドライブ。CD-ROM等です。
CD-ROM
CD-R/RW
DVD-ROM
DVD-RAM
DVD-R/RW
ソフト等、多くのデータはCD-ROMで提供される。
読みとり専門。
CD-Rは一度だけ書き込めるCD-ROM
CD-RWはフロッピーディスクのように書き込み消去できます。
DVDの映画タイトルなどを見たい場合は必要。最近ではDVDで提供されるソフトもある。
読み書きできるDVD。大容量記憶装置として期待されているが規格は数種類ある
一度だけ書き込みできるDVD。やはり規格は数種類ある。
ドライブ名称をクリックすると
アスキー デジタル用語辞典
へリンクされています(新規ウインドウ表示)
単独というより複合機能をもっているドライブが多い。CD-R/RWでは勿論CD-ROMは読める。DVD-ROMとCD-R/RW機能をもったコンボドライブとか、DVD-RAM以外はすべて機能をもっている物もある。最近では何でもデータ容量が多くなり、フロッピーディスクでは容量が足りない場合が多い。最低でもCD-R/RW搭載機をおすすめする。ちなみにCD-R用メディア(書き込みできるディスク)は1枚30円程度からあります。私は使い捨て感覚で使っています。
2.モニターを決める
液晶モニターにするかCRT(ブラウン管)にするかは最低決めましょう。
3.予算を決める
10万円前後、15万円、20万円、それ以上でおおよそ決まります。10万円以内なら選択肢は少ないですが、CRT付きでそこそこの性能はあります。15万円前後では液晶ディスプレイも十分範囲内です。メーカーの型落ちモデルなら高機能が期待できます。自作機だとかなり速いモデルも買えます。20万円程度だとほとんどの機能を手に入れることができます。
4.購入場所
上記3つを決めて、後はパソコン売っているチラシを見て、安い物を物色する。安売り情報サイト
価格.com
等を見て下準備しておくのもいいですね。メーカー物が希望で時間的余裕があるのなら特売目当てが基本です。また、日頃から親しいショップを作っておくのも良いですね。
■余談
1.ネット通販
最近多くなってきているのがインターネットを利用した通信販売です。コンピューターを取り扱っているお店の多くはインターネットショップを持っています。ここで注意したいのがショップの信用です。パソコン購入となると高額ですし、よほど信用できるお店でない限りは疑ってかかりましょう。私が国内のショップから購入する場合、基本的に代金着払いしかしません。雑誌やネット広告出しているショップでも信用できないところは多くあります。一番怖いのは先払いです。振り込んだのに来ないという話もまれに聞きます。なるべく自己防衛できる支払方法を選びましょう。
2.自作機
最近はDOS/V機自作のマニュアル本も多く出ていますので、1冊買ってみて覚悟を決めるのも有りです。しかし、初心者には多くの難題もあります。まず、ロジックボードなどは日本語マニュアル載っていないことが多い。安めのバルクパーツなどは説明書もない。種類が多くて組み合わせや相性がわからない....等があります。できることなら経験者にアドバイスをもらいつつ製作しましょう。このときに注意するのはあまりマニアックな人はさけましょう。思い描いた物と違う物になる可能性が大です。(^^;)
3.ショップに頼む
BTO(注文生産)に対応してくれるショップも多くあります。できれば顔を見ながら相談できるところがよいです。通販よりも近くのショップを選ぶことが肝心ですね。自作よりは若干高くなりますが、納得のいく物ができます。
4.本当の価格
ポイント還元のお店が多くなっています。販売価格が同じならポイント還元のお店の方が安くなります。また、商品券をつけてくれるところもありますが、ほとんどが期間限定です。使い切れる自信がある場合はお得ですね。
5.買い時
欲しいときが買い時です。ガンガン衝動買いするくらいでないいと景気回復になりません(^^;)。
6.どのメーカーの物がよいか?
こればっかりは好きなメーカーを選ぶしかないですね。サポートが好評の海外メーカーは撤退しましたし、老舗と思っていたらハードディスク壊れまくるし...。どこも信用できないのが実態かな?。壊れてすぐ治してくれるとしてもデーターは保証してくれないし、修理の間は使えないので壊れ損です。なぜか愚痴になってる。
7.プリンターは必要か?
欲しいときが買い時です。初めてパソコン買う人は絶対に買いましょう。デジカメで撮った写真を無意味に印刷するだけでも楽しめます。ただし購入時には安物買いの銭失いにならないようにしましょう。価格に忠実な製品の一つです。注意点としてはインクの価格も確認しておきましょう。
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